子どもの身長が伸びる時期

背が低いお子さんがいるお母さんは、いつになったら背が伸びるのか気になることでしょう。

そして思春期真っ只中で思った以上に身長が伸びなかったり、まわりと比べてはるかに背が低い場合、

「もしかしたら何か重大な問題があるのでは?」と心配になってしまうこともあるでしょう。

しかし、成長するタイミングは人それぞれです。

そこでわが子の成長をしっかりサポートするために、子どもの身長が伸びる時期を正しく把握しておいてはいかがでしょうか。




背が最も伸びやすい年齢

もっとも背が伸びやすい年齢は、以下の通りです。

・男子は11~14歳

・女子は10~13歳

もちろん個人差はありますが、男子に比べると女子は早く性成熟が訪れるため、背も早くから伸び始めます。

同時に身長も早い時期に止まってしまいます。

男子は性成熟が遅く、小学生の時期は女子の身長が高いことは珍しくありません。

子供の身長は性成熟の早さによって変わる

性成熟が早く訪れてしまうと、背の伸びも早く止ってしまいます。

逆に性成熟が遅いと背も長期にわたって伸び続けていきます。要するに背の伸び始める時期が遅ければ最終的な身長を高く伸ばせます。

よって性成熟の訪れを遅らせたほうが高身長を手に入れやすいと言えるでしょう。

子供の背を高くしたいなら性成熟の訪れを遅らせればいいとわかっても、思春期は自然にやってくるのでどうにもならないのでは…と思う方もいるでしょう。

そこで性成熟の訪れを遅らせる働きを持っているメラトニンに注目です。




背が伸びるキーポイントはメラトニン

メラトニンは睡眠に深くかかわるホルモンです。

夜、暗くなると分泌されるホルモンで体内での分泌量が増えると自然に眠気を促し、からだのリズムを整える働きをします。

メラトニンは睡眠だけでなく、成長期の性成熟を抑える働きも持っています。

規則正しい生活リズムによってたっぷり睡眠を取ると十分なメラトニンが分泌されます。

メラトニンは性成熟を遅らせて背を長期的に伸ばし続ける働きがあるため、昔から伝えられている「寝る子はよく育つ」というのは証明されていると言えるでしょう。

背を伸ばすためにかかせない。メラトニンを増やす方法

まずメラトニンを増やすためには規則正しい生活がかかせません。そして規則正しい生活スタイルは体内時計を正確に動かすよう導きます。

同時に背を伸ばすのに役立つ食事も身長を伸ばすのにかかせません。

体は食べたもので作られるのでぜひチェックしましょう。

朝しっかりと起き、夜は決まった時間に寝かせる

まず朝しっかりと起きましょう。

朝日を浴びるとセロトニンという脳内を安定させる物質が分泌されます。

そして夜、暗くなってくるとセロトニンを原料にメラトニンに変換され、眠気を誘います。セロトニンの分泌量に比例してメラトニンの分泌量も増減するので、十分なセロトニンが必要です。

そのためには、まずは朝の光を浴びることが大切です。




外でたくさん遊ぶと夜メラトニンが増える

子供のころ、外でたくさん遊ぶ体験は体と頭を十分に使います。

大声を出したり、興奮したりとドキドキわくわくの連続が脳を十分に発達させるのです。

また屋外で浴びた光はセロトニンを分泌させますが、セロトニンにも脳を発達させる働きがあります。セロトニンの働きで夜間はメラトニンがしっかり分泌されます。

夜は心を落ち着かせてあげる環境を

ゲームやパソコンなどの強い光の刺激はメラトニンの分泌を低下させてしまいます。

また体を使った激しい遊びは興奮を招き、眠りにくくなってしまうので注意しましょう。本を読んであげる、お絵かきをする…など、落ち着いてできる遊びがおすすめです。

特に精神的な安定は子供の十分な睡眠にかかせません。

寝る前に親に激しく怒られる、日常的に親がイライラしているのは子供にとって耐えがたいものです。

夜は興奮をやわらげるよう幼少期であれば膝に入れて一緒にテレビを観る、ゆったりと会話を楽しむなど、心と体のふれあいがおすすめです。

心と体の触れ合いは精神を安定させて、正常なメラトニンの分泌を促します。

トリプトファンをしっかり摂って

必須アミノ酸であるトリプトファンはセロトニンの材料になるので、毎日の食事からしっかり摂りましょう。

トリプトファンは主にたんぱく質に多く含まれています。

また背を伸ばすことを目的とするサプリメントも有効でしょう。

成長期である子供にとって栄養は必要不可欠であり、食事だけでは不十分なことも。栄養補助食品を上手に取り入れるのも方法のひとつでしょう。

子供の背が伸びる時期は、一般的には男子は11歳から14歳くらい、女子は10歳から13歳くらいです。

ただ個人差が大きく、女子は小学生中学年くらいから性成熟し、初潮など成長を始める子もいれば、中学生になってやっと来たという子もいます。

男子は多くが中学生以降にヒゲが生えるなど、成長が現れてくる子も多いでしょう。

よって女子のほうが早く背が止まってしまう傾向にあり、男子は長期的に身長が伸び続ける傾向が強いと言えます。

身長が伸びる時期を少しでも保つためにはメラトニンが大切なので、規則正しい生活や食生活を心がけましょう。

子どもの偏食・栄養バランスを考える』のページをチェック。